アクトの開校ストーリー|アロマと調香の総合資格認定校 アクトインターナショナルスクール

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アクトインターナショナルスクール アクトインターナショナルスクール

アクトの開校ストーリー

太田奈月が
アクトインター
ナショナルスクールを
開校するまで

「ビューティー」から「アロマテラピー」へ

「ビューティー」から
  「アロマテラピー」

アクトの開校ストーリー

私は茶農家の長女として生まれ、農業を営む父と、化粧品とエステティックの仕事をする母(現理事長)という両親の元で育ちました。母の影響で子どもの頃からネイルやメイクアップが大好きになり、美容に親しみながら成長しました。

カナダに語学留学した際、ホームステイでお世話になった方にネイルアートをして差し上げたところ、それが口コミで広がり、「やって欲しい!」という方が瞬く間に殺到したのが美容(ビューティー)の世界に入るきっかけでした。
そこで、トロントに居を移し、美容の学校に通うことに。実習を兼ねてエステティックのサロンワークを行う中で、様々な悩みを抱えているお客さまと出会いました。しかし、当時は、ニキビが気になるお客様に光線をあて殺菌したり、メイクアップで隠すだけという対応しかできず、「何かもっとお客様の悩みの原因に寄り添うサポートはできないのだろうか?」と疑問を抱き始めた時に「アロマテラピー」を知ったのです。

「思い立ったらすぐ行動!」の私は、そのままカナダからイギリス・ケンブリッジのアロマテラピースクールに入校しアロマテラピーを学びはじめました。
そのスクールのカリキュラムはとても実践的なものでした。
基本を身に着けた後は、実際にお客様の施術に入り、ご要望をうかがい、ブレンドやトリートメントを繰り返す日々。
お客様に「何故、あなたにこの精油をブレンドするのか」を丁寧に説明する必要があり、英語は未熟でしたが、お客様にご満足いただけるブレンドとその説明スキル(プレゼンテーション)を磨くことができました。

当時の何百人のお客様のカルテは何十冊にもなり、今も実践のバイブルとして、私の大切な宝物になっています。

アロマテラピーの本質は「精油の効果効能」ではない

アロマテラピーの本質は
「精油の効果効能」ではない

アクトの開校ストーリー

香りとお客様の心は密接に結びついており、「何故、私にこの香りなのか、この組み合わせなのか」をお客様自身にご理解・ご納得いただいくことで、大きな効果が発揮されます。
今、私がアロマセラピストとして「カウンセリング」と「プレゼンテーション」を重視する原点は、イギリスで過ごした日々にあります。

アロマテラピーの学習は英語でしなければならない上に、専門用語も多く、正しく理解できるまでに多くの困難がありました。トリートメントではお客様から高い評価を頂きながらも、カウンセリングでは、お客様を目の前にするとなぜか言葉につまり、上手く説明ができないはがゆさを感じていました。 ある日のこと、フェイシャルのトリートメントを希望されたお客様に、ネロリの香りを選択しました。 するとお客様から「どうして私にネロリを使ったの?」と質問をされました。 「ネロリは高価な精油なので、喜んで頂けると思って選びました。」 私がそう答えた瞬間の、お客様のゆがんだ笑顔が今でも頭に焼き付いて離れません。 高価な精油を使うことがお客様の本当の望みではなかったことは明らかです。 おそらく今の私なら、違う選択をすることができるでしょう。

このお客様へのトリートメントを機に、私の精油選びは変わりました。 「お客様のために精油を選ぶ」というアロマセラピストとして当たり前のことができていなかったことに気づかされたのです。 それからというもの、お客様にベストな精油を選ぶことに力を入れ、さらに、お客様に精油をご説明する際の「素敵な言葉」を使うことを最優先に考えるようになりました。「この精油を選択するときにはこう伝えよう」というノートも作り、いつしかそれは「魔法のノート」とも言える、私の宝物になったのです。 意識をしていないと、ただの道具にもなってしまいがちな 「精油」。 精油を愛し、深く理解し、伝える力を身に着けて素敵に表現し、もっともっとお客様を幸せにするアロマセラピストになっていただきたいという強い願いが、アクトインターナショナルスクールを設立したきっかけとなりました。

このイギリスでの活動を経て、2000年に帰国し、理事長と共に静岡にアロマテラピースクールを開校しました。
日本アロマ環境協会の認定校としてスタートし、より高いご満足をいただけるプロの育成を目指し、2008年に世界最高水準とされるIFA国際アロマセラピスト資格取得コースを開設。
トリートメントの技術や精油そのものの知識だけでなく「なぜ、この精油、このブレンドなのか」を深く追求する英国での経験に基づき実践的な教育プログラムを組んでいます。

「香水」で未来を拓く
「アロマパルファン」で未来を拓く
アクトの開校ストーリー

お客様の心と身体をトリートメントで「癒す」ことがアロマセラピストの役割。
アロマセラピストはカウンセリングで心と身体の「過去」と「現在」の状態をうかがい、それに合わせてブレンドを行っていくのですが、「お客様がトリートメントにきていらっしゃらない間にも、アロマの香りで心にエールを送り続けることができないか?」と思うようになり、一部のお客様にアロマの香水を調香しはじめました。

これが好評となり、自分自身も手ごたえを感じ、また、アロマを仕事にしたい方のあらたな活躍の場が広げられる可能性を確信し、それから数年をかけてどなたにでも学んでいただけるメソッドをまとめ上げました。 これが、「アロマパルファンメソッドⓇ」です。

2012年、植物の生き方をオリジナルの香水に応用し、多くの方が楽しく豊かで幸せな人生を送るサポートをすることを趣旨として 「一社 日本アロマパルファンヌ協会」を設立し、普及活動に努めています。

アロマパルファンは、天然100%の精油のみを使用し、単に良い香り、好みの香りを創るのではなく、精油の生き方をお客様の生き方に投影し、精神に深く作用する香りをブレンドしてつくる香水です。 カウンセリングを丁寧に行い、お客様の悩みや課題、ご本人の潜在的な魅力を探り当て、植物の力を駆使して香りでその方の魅力や能力を輝かせることのできる調香師を養成しています。ブレンドが苦手、プレゼンが苦手というアロマセラピストの方にもぜひ学んでいただきたい内容となっています。

これからも、優秀な講師と共にアロマテラピーの新たな可能性を追求し、常に最先端のワクワクする学びをご提供してまいります。 どうぞご期待下さい!